スポーツ施設管理- 実践例 -

千葉県総合スポーツセンター:サッカー・ラグビー場

施設概要

完成 昭和45年3月
敷地 25,110㎡
収容人数 2,700人
クラブハウス 400㎡
フィールド 2面(サッカー・ラグビー兼用AB)

主な管理手法

フィールド 芝刈
施肥
灌水
更新作業
ウォーターオーバーシード
夏芝:ティフトン 冬芝:ペレニアルライグラス

管理のこだわり

  • エバーグリーン(通年緑)のフィールド
  • ウインターオーバーシード採用寒地型芝草品種の選定
  • 完全無農薬管理

<施設の紹介(主な利用)>

サッカー・ラグビー場は、天然芝を使用しております。 一年に一回、自主事業日として、ベーゴマや凧揚げなど、 昔懐かしい遊びを体験するイベントを開催しています。 フィールドは、より多くの皆様にご利用いただくことを目的に、 ウィンターオーバーシードを施しています。 また、フィールドを多くの利用者の皆様に提供するため、 ピッチコンディションが常に良好になる維持管理を実施しています。 特に、フィールドの芝生については、 試験・研究から得られた成果をもとに、 よりクオリティーの高い芝生を採用しています。 春期~夏期にかけては土中の水分が不足になりがちなので、 スタッフがこまめに状態を確認しに行き、 常に芝生に水分が行き届くように灌水を行っています。 また、利用予定等を考慮して、 土壌の通気性や排水性の改善、 新しい根の発生発育を促すエアレーションも実施しております。

芝生の基礎知識

暖地型芝(夏芝) 寒冷地型芝(冬芝)
種類 日本芝 野芝 西洋芝 ベントグラス類
高麗芝 ブルーグラス類
姫高麗芝 フェスク類
西洋芝 バミューダグラス(ティフトン) ライグラス類
セントオーガスチングラス
生育適温 20℃から25℃以上 15℃から20℃
休眠状態 10℃以下
表面上は茶色く枯れた状態
5℃以下
緑色を保った状態